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第27回 生活健康基礎調査 ~「健康」に関する消費者の意識および実態調査(健康食品・サプリメント編)~

更新日:2017年11月15日

10~60歳代男性の健康食品・サプリメントの利用状況調査
50~60歳代は「ドリンク剤」から「健康食品・サプリメント」に
年代別「最近1年間に利用したことがある成分」ランキングも発表!

当社は、全国の16~69歳の男女2,241人を対象に、「健康」に関する意識と実態の把握を目的とした自主企画調査「生活健康基礎調査」を実施しました。
今回はその中から、10~60歳代の男性の健康食品・サプリメントの利用状況に関して年代別に調査結果をまとめました。

調査結果のポイント

  • ・60歳代の利用状況は10年前の調査時の29.2%→今回42.1%と利用者が拡大
  • ・ドリンク剤の飲用減少で逆に頻度が増えたものは10~30歳代は「エナジードリンク」、50~60歳代は「健康食品・サプリメント」
  • ・利用したことがある成分は50~60歳代では「DHA・EPA/オメガ3脂肪酸、ゴマ・セサミン、グルコサミン」と、この年代ならではの悩みに対応する成分がランクイン
  • ・すべての世代が「ほとんど毎日」利用しており、60歳代の1か月あたりの平均購入金額は4,422円
図表画像

調査結果の詳細

30歳代以上は3割以上が健康食品・サプリメントを利用している

これまでに健康食品やサプリメントを利用したことがあり、現在も利用していると答えた人は、30歳代以上は3割を超えていました。また、10年前の調査では60歳代は29.2%でしたが、今回の調査では42.1%と増加しています。
【問:あなたは今までに健康食品やサプリメントを利用されたことがありますか。】

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ドリンク剤の飲用頻度が減って若者は「エナジードリンク」、中高年は「健康食品・サプリメント」に

別の設問で「ドリンク剤の飲用頻度が減少した」と答えた人に代わりに飲用頻度が増加したものをきいたところ、10~30歳代では「エナジードリンク」、50~60歳代では「健康食品・サプリメント」の割合が高くなりました。
【問:ドリンク剤を飲む頻度が減った・飲まなくなった代わりに、頻度が増えたものはありますか。】

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最近1年間に利用した健康食品・サプリメントの成分は全年代で「ビタミンC」がトップ

最近1年間に利用した健康食品・サプリメントの成分は、全年代で「ビタミンC」が一位となりました。また、10~50歳代では総合的な栄養補給として「マルチビタミン」、30~50歳代では「ウコン」、50~60歳代ではDHA・EPA/オメガ3脂肪酸、ゴマ・セサミン、グルコサミンがランクインしました。
【問:知っていると答えた成分のうち、最近1年間にあなたが利用されたことのある健康食品やサプリメントの成分をいくつでもお答えください】

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継続は力なり?! 健康食品・サプリメントの利用頻度は「ほとんど毎日」

利用頻度については、「ほとんど毎日」飲用していると答えた人の割合は、10~40歳代では5割前後なのに対し、50歳代では70.7%、60歳代では80.2%と、年齢があがるにつれ継続的に利用する傾向にあることがわかりました。
【問:あなたは健康食品やサプリメントをどのくらいの頻度で利用されていますか。】

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1ヶ月にかける金額は平均「3,698円」。60歳代では4,000円超えに

健康食品・サプリメントへの1ヶ月あたりの支出額は年齢が高くなるにつれ平均値が上昇し、60歳代では4,422円と、他年代の中で最も高い支出額となっています。
【問:あなたは健康食品やサプリメントに1ヶ月あたりいくらお使いになっていますか。】

図表画像

考察

 バブル期には「24時間、戦えますか」といったキャッチコピーも生まれ、サラリーマンのエネルギー源だったドリンク剤ですが、近年では市場の縮小傾向が続いています。SDIデータをみても、2010年度の市場規模が2,065億円だったのに対し、2016年度は1,774億円まで減少しており(※)、その背景にはエナジードリンクの台頭があると言われてきました。しかし、今回の調査結果をみると、ドリンク剤のライバルは必ずしもエナジードリンクだけではなさそうです。
 ドリンク剤の飲用頻度が減った、または飲まなくなった代わりに飲用頻度が増えたものは、10~30歳代ではエナジードリンクの割合が高いものの、50~60歳代では健康食品・サプリメントの割合が高くなっています。若い世代には、仕事や勉強の頑張り時にエナジードリンクが選ばれる一方、健康意識が高まる中高年世代には加齢に伴う健康の悩みに対応する健康食品やサプリメントが選ばれやすくなっているようです。
 また、健康食品やサプリメントをほぼ毎日利用する割合は、50歳代では7割、60歳代では8割と、50~60歳代にとっては健康食品やサプリメントが生活に密着したものになっているといえます。それに比例するように、1ヶ月あたりの支出額も年齢が高くなるにつれ平均値が上昇しています。健康食品・サプリメントは1,000円程度の手頃なものから5,000円程度の高価格帯のものまでありますが、多様なラインナップの中から自分に合ったものを選択している様子がうかがえます。
 利用されている成分としては、ビタミンやニンニク、ブルーベリーといった成分がどの年代でもランクインしている中、50~60歳代では脳の活動や血液サラサラ効果のあるDHA・EPA/オメガ3脂肪酸、生活習慣病予防に効くとされるゴマ・セサミン、そして関節痛予防のグルコサミンといった、この年代ならではの悩みに対応する成分がランクインしています。近年は店頭やテレビCM、新聞広告などで特に中高年向けの健康食品やサプリメントをよく見かけるようになりましたが、これらの商品は、自分の健康への不安が高まる50~60歳代男性の心をしっかり掴んでいるようです。

             コンシューマーヘルスケア事業部 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部
                                          小林 智子

 ※ SDIデータ(ドリンク剤カテゴリー、ミニドリンク剤カテゴリー)の2010年度・2016年度の各年計より

調査概要

調査対象者 16~69歳の男女個人
調査地域 京浜・京阪神
サンプル抽出・調査方法 株式会社インテージが保有する郵送調査モニターを対象に、国勢調査による人口構成比に合わせて割当抽出し郵送調査を実施
有効サンプル数 男女計 2,241サンプル(うち、男性の有効サンプル数計 1,118サンプル)
調査実施期間 2017年4月12日(水)~2017年4月28日(金)
調査主体 株式会社アンテリオ コンシューマーヘルスケア事業部
コンシューマーヘルスケア・ソリューション部

関連サービス

生活健康基礎調査

一般用医薬品市場調査