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第27回 生活健康基礎調査 ~「健康」に関する消費者の意識および実態調査(薄毛・抜け毛の意識と対策編)~

更新日:2017年12月15日

30~60歳代女性の「薄毛・抜け毛」の意識と対策を調査
5人に一人が薄毛・抜け毛の自覚・関心アリ!
女性にとって医薬品や病院はハードルが高い?

当社は、全国の16~69歳の男女2,241人を対象に、「健康」に関する意識と実態の把握を目的とした自主企画調査「生活健康基礎調査」を実施しました。
今回はその中から、30~60歳代の女性の「薄毛・抜け毛」の意識と対策に関して調査結果をまとめました。

調査結果のポイント

  • ・「薄毛・抜け毛」の悩みは男女共通!悩みを抱える人はこの10年間で増加傾向に
  • ・30~60歳代以上は5人に一人が自覚症状または関心がある
  • ・実際の対処方法として市販薬を使用している人は3割以下

調査結果の詳細

薄毛・抜け毛は男性だけの問題ではない! 13.6%が「自覚症状あり」

最近一年間に経験した健康に関する自覚症状について聞いたところ、「薄毛・抜け毛」を挙げた人が30~60歳代トータルで13.6%となりました。2007年の調査時と比較すると、全体では2.6ポイントの増加となり、年代別では特に50歳代で3.9ポイント増加していました。

【最近1年間に「薄毛・抜け毛」の自覚症状があったと回答した人】

図表画像

市場の成長性がありそう?40歳代以上は 5人に一人が自覚症状または関心アリ

前述した最近一年間に『「薄毛・抜け毛」の自覚症状がある人』と、自覚症状はないものの『「薄毛・抜け毛」に関心がある人』をあわせると、全体で18.7%となりました。また、年代別にみると60歳代が最も高く、20.2%となりました。
【「薄毛・抜け毛」の自覚症状がある人と自覚症状はないが関心ある人の合計】

図表画像

実際の対策方法として市販薬を使用している人は3割以下

自覚や関心の有無に関わらず「薄毛・抜け毛」の対策をしていると答えた人(n=55)に実際の対策方法を聞いたところ、最も多かったのは「その他」の49.1%となりました。次いで、「市販の薬」が27.3%、「健康食品・サプリメント」「食品・飲料」が10.9%となり、病院に行く人は10%を下回る結果となりました。
【「薄毛・抜け毛」の対策をしている人の対処方法】

図表画像

考察

「シャンプーの時に抜ける髪の量が増えてきた気がする…」
「屋外で撮った写真を見たら、頭皮が透けて見えていた…」
 こうした薄毛・抜け毛に関する話題は30~50歳代の男性特有の関心事と思われていますが、今回の調査で、女性でも薄毛・抜け毛に関心のある人が一定数いることが分かりました。

 30~60歳代の女性が最近一年以内に薄毛・抜け毛を自覚した割合は各年代別で10.7~14.2%となっており、その割合は10年前と比較するとどの年代でも上昇。薄毛・抜け毛に悩む女性の割合は近年増加傾向にあると言えます。さらに、自覚症状がなくても、薄毛・抜け毛に「関心がある」と答えた女性の割合を合わせると30~60歳代の女性トータルで約18.7%となり、5人に一人が薄毛・抜け毛を自覚していたり、関心があったりすることが分かりました。

 薄毛・抜け毛への対策方法は「その他」の割合が半数近くとなっており、シャンプーやマッサージといった手軽に取り組みやすいものが選ばれている様子がうかがえます。最近では、アンファーの「スカルプDボーテ」など、女性ホルモンの低下による薄毛への効果をうたった商品も発売されていますが、「病院に行く」や「市販薬」を使用しているという女性は少なく、まだ本格的な対策を講じていない、という潜在的なユーザーが多く存在しているのではないかと考えられます。

 壮年性脱毛症における発毛・育毛効果をうたった大正製薬のリアップシリーズは、一年間で約178億円(※)を売り上げるメガブランドとなっていますが、女性用の「リアップ リジェンヌ」は約9億円と、その割合に占める率はまだ小さい状況です。薄毛・抜け毛の対策商品市場は男性向け商品の市場というイメージがありますが、調査の結果を鑑みると、女性向け商品の拡大が期待できる、ポテンシャルが高い市場と言えるのではないでしょうか。

             コンシューマーヘルスケア事業部 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部
                                          小林 智子

 ※ SDIデータ(毛髪用剤カテゴリー)の2016年12月~2017年11月の販売金額

調査概要

調査対象者 16~69歳の男女個人
調査地域 京浜・京阪神
サンプル抽出・調査方法 株式会社インテージが保有する郵送調査モニターを対象に、国勢調査による人口構成比に合わせて割当抽出し郵送調査を実施
有効サンプル数 男女計 2,241サンプル(うち、本リリースに利用した女性の有効サンプル数計 906サンプル)
調査実施期間 2017年4月12日(水)~2017年4月28日(金)
調査主体 株式会社アンテリオ コンシューマーヘルスケア事業部
コンシューマーヘルスケア・ソリューション部

関連サービス

生活健康基礎調査

一般用医薬品市場調査